バイオハザード ディジェネレーション

さて、9月になりましたね。
僕の一番好きな秋のきせt……って全然涼しくねーじゃんかよ!
今日も絶好調の真夏日ですよ!
明日も明後日も真夏日だって! 暑くてやってらんねーよ!




さて、そんな暑苦しい夜なべに冷や汗ものの映画はいかが?


というわけで今日観たのがこちら。



本家バイオのゲーム設定に準じたフルCG版バイオ映画。
主人公は2でおなじみのレオンとクレア。


物語はラクーンシティの惨劇から7年後のアメリカ某所。
アンブレラ倒産後、tウイルスを研究、ワクチンを製造しているウィルファーマ社と
それに関連したかつてのバイオテロの犠牲者が絡む超B級映画となっておりますよー。








※例によってネタバレ御免。











いやー、これがまたなかなかフツーのアクション映画として出来あがっているのだけれど
そのアクションの度合いが89%レオンなのとクレアの空回りっぷりがすごい。
クレアなんて二度もどや顔でデイビス上院議員に詰め寄ったのに
二回ともレオンに「そうじゃないみたいだ」っていさめられてるし。
ただのアホな娘じゃないですか。もう26歳なのに。扱いがひどい。


それと序盤ただの足手まといだった部隊員アンジェラ(顔がアンジェリーナ・ジョリー)が
ラストシーンでディズニーのお姫様みたいな感じになってたのに吹いた。
最終的にレオンとくっつ……かない! なんなの!



バイオの顔であるゾンビの方々ですが、今回あんまりこわくないです。
きっちり感染してウーアーするんですが、その瞬間からしっかりクリーチャー然とした感じの顔になるので、人間から違う存在にじわじわなっていってしまう……パパが、ママが、ともだちが、ゾンビになっちゃう……! みたいな現実的な描写がないぶんあまり免疫ないひとにも受け入れやすそう。
一応マシンガンぶっ放してヒーハー!って言ってた
登場時からあからさまにゾンビフラグ立ってたグレッグだけは
きちんと犠牲になってウーアー言ってくれましたけれども。



アクション映画としての完成度は非常に高いと思います。
伏線の張り方もうまいし、あの世界観を狭い空間に閉じ込めずに
ストーリーを広げているのはさすがといったところ。
ボスであるG生物化したカーティスとの戦闘も、超生物らしさを際限なく発揮して逃げる隊員を始末する圧倒的な暴力感と、お約束である落ちそうなシーンを絡めたとどめの差し方でそれっぽさがあります。





いやぁ、バイオはこーでなくっちゃ!
ちなみに『東京が舞台』と謳って宣伝しまくってる映画版バイオ4は
私まったく期待しておりません



バイオ見たけりゃとりあえずこっち見とこう。
ポップコーン映画としてはけっこーオススメですよ!
評価:☆☆☆★★




※ゾンビ嫌いなひとは見ちゃダメ。