僕が広告を好きな理由


僕は小さいころから広告というものが大好きでした。


CMの歌なんかはすぐに覚えて母親を呆れさせ、
踊りを覚えては真似ながら幼稚園に向かうという
シュールにも程がある日々を送っていたわけですが、
どうも最近ツボにはまるCMがないなぁ、と思うのです。


具体的にはいわゆるシュール系ネタCMです。


まぁそもそも販促目的の映像ですから結果に直結しなきゃ意味がないわけだし、
現在ではテレビ以外にも広告媒体が多数ある以上は
せめて実績を出すCMを作らないといけないわけですから、
下手に遊べないのは理解できるし仕方ないんですけども。


それでもです。それでも昨今の「牛乳に相談だ。」レベルのシュールなCMを作れる作家が
もっと増えてもいいと思うのです。あんまし意味はないのだけれども!



思うに、5年後に思いだしてもらえるCMなんかは素晴らしいと思うわけですよ。
なんというか、CMそのものにブランドがあるイメージ。
(※CMの目的であるブランディングに成功しているわけではありません。)
「あぁ、あのCMね」とすぐ思いだしてもらえるやつ。




例えるなら日本コカコーラ社のFANTA。
90年代のファンタCMのクオリティには目を瞠るものがあります。
有名どころで言えば「3年■組 ●●先生」シリーズがあると思いますが、
個人的にはこんなのが好きです。
















この気まずさったらもう。








今や新製品開発のときにはキャンペーンありきになっているこの時代ですが、
なんかストイックな遊びCMに走ってくれないかなぁ、とぼんやり思います。





まぁ僕も結局は企業タイアップとか企んでる広告側の人間なので、
↑的なことを言われたら「そんなことして数字出せんの!?」とキレるわけなんですが。
世の中って世知辛ーい。