足元確認、前方確認。すすめ!

isigami2010-03-26




僕の会社はあんまり大きくない広告代理店なんですが、
それでもありがたいことにお付き合いする会社さんはあるので
今日は汐留の○通系列の会社にいってまいりました。


まぁ、フツーに仕事の話なんぞしてたんですが、
そこでちょっと興味深い話がありました。






それは社会人として仕事に従事するにあたり、そのひとそのひとが
何目線で何が一番大事なのかを管理する側の人間が把握することで
会社の成長存続に大きな影響を与えるということ。





生活が出来ればいいや、という目線の人、例えば子育てと仕事を両立していて
ほかに時間がない人なんかはもー仕事なんか最低限で終わらせたいわけです。
5時半になったらスーパーの特売が始まっちゃうわ、
だったら5時でスーパーダッシュよう! みたいな。


それは管理側、会社目線で見れば若干意欲の欠如とも見れます。


そのひとが定時でそっこー帰っても問題ないような生産性を持ち合わせていればよし、
そうでなければただの給料泥棒になるし。


このとき例えば管理側の人間はそのひとがスーパーダッシュしたいことを
ヒアリングした直後、そのひとの生産性を吟味した上で
場合によっては相談する必要があります。
もし優秀でないならば、見合うだけの仕事をしてから帰ってください、と。


でもでもそれは母親という目線からすればとんでもねーことで
えええなんですか私子どもが待ってるし入社したときは残業しなくていいって言われたしちゃんと言われたことやってるじゃないですか時間ないんですよ私の苦労知ってるんですか知りませんよねそれとも会社で子ども預かってくれるんですかどうなんですかこの会社ブラックだわ映画化しちゃうわ小池徹平と共演しちゃうわ!
と思っちゃうかもしれません。まぁ、当然の言い分。


要は個々の考えをきちんと把握して、
それをうまくコントロールしてきゃいいって話です。
あぁこのひとはスーパーダッシュしたいのだから
それ相応の仕事だけ与えて給料もそこそこにしちゃえばいいやと。
…まぁそこで簡単に給料をぺこっと減らせないのが難しいとこなんですけど。




仕事をしているひと全員が経営者の気持ちになって仕事してくれたら
どんだけ会社は成長するでしょうねえ。
自分はこんだけ会社に利益を出さないと会社から必要がられない、
ここだけは完成させてやっと会社にいていいんだ! みたいな。





お金もらうならそんだけの仕事しなきゃ! と思わなきゃいけない。






ビジネスシーンでこーゆー話ができて、なんかすげー幸せな瞬間でした。
めちゃくちゃ楽しかった。


…まぁ、いい媒体は発掘できねーわクライアントの高い難易度を再確認できたわで
その商談結果的にはぜんぜん良くなかったんですけども。