ホワイトデーだよ! パウンドケーキの作りかた♪



3月14日はホワイトデーです。
バレンタインでもらった相手に返すのが主流ですが、
もらわなくても会った女性に渡すっていうのは、人としてスマートですよね。


僕は毎年ホワイトデーにだけはお菓子を作って渡すんですが、
そもそも彼女が甘いものを食べないので
いつも砂糖を超少なめにしています。


今回はフィナンシェを作ってみました。
え? タイトルと違うって? はっはっは!






〜作りかた〜




・無塩バター、薄力粉、ベーキングパウダー、卵、砂糖、紅茶の葉、コーンスターチ、レモン果汁を用意する。



・無塩バターがないのでバターでいいや、とさっそく妥協を始める。



・バターを常温にし、まぜる。たまに砂糖を入れて混ぜる。



・溶いた卵をぶっこむ。このとき、少しずつ回数を分けて入れる。



・はずなのに、一度に入れちゃって「やっべ」と禁句を発する。



・しょうがないので混ぜる。



・薄力粉、コーンスターチ、ベーキングパウダーをぶっこむ。



・ざくざく混ぜる。



・このとき、水分が足らなそうに見えるからって水を足さない。



・紅茶の葉がないからティパックを切って中の葉(アールグレイ)をぶっこむ。



・混ぜまくる。



・腕が疲れてきて少し心が折れそうになる。



・型に流し込み、二、三度叩いて空気を逃がす。



・あらかじめ170度に温めておいたオーブンに入れる。



・スイッチを入れてほっとく。



・10分ほどしたのち、「あ、レモン果汁入れ忘れた」と嘆く。



・20分ほどしたのち、一度取り出し、竹串を入れてネチョリとしないか確認する。しなかったら完成。



・生地そのものが少なくて思いのほか膨らまなかったことに気づく。









・「これはパウンドケーキじゃない、フィナンシェなんだ」と自分に言い聞かせる。



・(納得したら)完成。









結果的に「甘みの少ない(むしろ紅茶のせいで苦さすら感じる)サックリめのケーキ」という
需要がニッチすぎる代物が出来あがり、
やさしい彼女は「うん、おいしいよ、ありがとう」と満面の笑みを見せてくれたわけで。







来年からはお菓子作りじゃなくて何か普通の料理をしよう、と固く心に誓ったのでした。