『SYNCHRONICITY'10』@Shibuya O-EAST


クリエイティブ集団「-kikyu-」主催のアートイベント、
「SYNCHRONICITY(シンクロニシティ)」にいってきましたー。



以前から僕がハマってしまったJABBERLOOPとSOIL&'PIMP'SESSIONSが出演し、
かつメインステージのライブだけでなくペイントやVJによる作品が繰り広げられるという
気軽に楽しめるアートの祭典です。


渋谷O-EASTは昔から何度も足を運んでいるハコなので
イメージも湧きやすくGOOD。
今回はステージ外のブースでもいくつものカフェが出展していたりと、
音楽ファンならば垂涎ものの空間でした。


さっそくロッカーに荷物を預け、千円札だけポッケにねじこんだ僕らは
ドリンクを片手にメインステージに向けて左側に陣を取りました。
右手はDJブース、左手はペイントブースだったんですが、
どうせDJは聴こえるしペイントは観れなきゃ意味ねーべってことでここに決めました。



開場15時、開始は16時ごろ。
VJが流していた映像がふっと消え、暗闇がじわりと広がっていきます。
そしてメインステージに写った文字は……「JABBERLOOP」!! いきなりかよ!


■←は正面、メインステージ。
□←は左右にあるサブステージでのイベント。




JABBERLOOP
トップバッターというだけあって勢いよく出てくるも、
会場全体がまだ温まっていないためかノリはそこそこ。
僕とか近くにいたあんちゃん一人はめっちゃ盛り上がってぴょんぴょん飛び跳ねていたけど。
スペース大怪獣の逆襲やシロクマといった定番曲をやってくれたので、
僕個人としてはもー大満足。
やっぱしジャズでも弾けていかなきゃいかんぜよ!
…でも、トランペットの人が演奏中あまり楽しくなさそうなのが記憶に残った。
少しだけ残念。


□Urbanytz
アメリカ育ち、現日本のサラリーマンらしい二人組のヒップホップユニット。
DJブースにて堂々と登場。
必要以上に「YO」つってたのが若干気になった。
ノリ自体は楽しかったのだけれど、
「俺らリーマンブラザーズ」つって仕事のだるさを愚痴る曲をかましたのには正直なところ呆れた。
ガキじゃあるまいに。



トクマルシューゴ
おもちゃ箱のような楽しい運び。
5人のユニットでどこからともなく色んな楽器が飛び出しては消える
キッチュなステージだった。
どこかしら中世の森を連想させるファンタジー感溢れる作風で
どうやらファンは信者系女性が多いみたい。
そのファンたちがデジカメやらケータイやらでやたらと撮影してて超ウザかった。
僕、ライブ中撮影するヤツ大っきらいなんだよね。
せっかく自分が普段聴かないジャンルの曲聴けて楽しかったのに、悪い印象が残った。



□SARO
ギターと共に出てきたタップダンサー。
タップダンスのライブは以前バイオリンとのコラボで観たことがあったけれど、
このSAROのタップ技術、また組んでるギターのうまさが尋常じゃない。
タップの台(?)にエフェクターかけるのは初めて聴いた。



gravity free
二人組のペイントアーティスト。
キャンバスに即興でピアノにかじりつく黒人を描いたと思ったら、
少し目を離しただけでまったく違う絵になっていた。
ピアノはどこいった? キーボードはどこいった?
これは間違いなく違う絵のはずだろ!?

この人らの絵の目の前陣取ってて良かった。



曽我部恵一BAND
正統派にも程があるロック。
僕は聴くの初めて。だけど、前列で周りといっしょに弾けられたのは楽しかった!
経験があるバンドのロックはいいね! 薄っぺらくない!


■SOIL&"PIMP"SESSIONS
おいでなすった。
独特の世界観とかき鳴らす爆音ジャズでフロアはえらいことになった。
汗と熱気が入り混じって跳んではねての大騒ぎ。
僕も目当ての一つだったこともあり、腕あげっぱなしで暴れまくった。
サイコー!!


□Anyango
ケニアのダンスミュージックをライブ風にアレンジしたれっきとした日本人。
4人のダンサーと1人のドラムでとかく特徴的。
澄んだ歌声と響くリズムで飽きがこない悪く言えばイロモノ系ユニット。








まだROVOの出演があったのだけど、
おなかがすいたのと時間的にここらで脱出。
渋谷のドナでごはん食べて帰りました。

いやー、この内容で4800円は安すぎる!
たのしかったぞー! また来年もいきたいぞー!



最後に、今回のイベントのPVをはっつけて逃げる。