インビクタス〜負けざる者たち〜試写会
応募で映画の試写会が当たるとゆーのは素晴らしい行動だなぁと思います。
家でほいほいっとPCで応募するだけでほぼノーリスクで当たるんだもの。
んで映画側としては口コミしてもらえるんだもの。
ウィンウィンの関係が気づける良い仕組みだと思います。
とゆーわけで今回は北米公開日当日に日本の新橋にて
「インビクタス〜負けざる者たち」の試写会に連れてってもらいました。
南アフリカ大統領ネルソン・マンデラにフォーカスを当てた作品。
クリント・イーストウッド監督、主演はマット・デイモンとモーガン・フリーマン。
モーガン・フリーマンが好きな僕としてはもー観れるだけでも良かったってのもある(笑
ネルソン・マンデラはラグビーというスポーツを応援することで
黒人・白人といった民族差別の蔓延っていた国全体のベクトルをひとつにしてみようという
試みをした人物。
今回はその応援対象であり国の誇りともいえるラグビーチームのキャプテン、フランソワ役にマット・デイモン、
大統領ネルソン役にモーガン・フリーマンが当てられた。
さて、ストーリーに関しては当然割愛させていただくとして、
この大統領はとかく子供じみた考えをするなあ、と僕は感じました。
確かにスポーツ応援という話題は国をひとつにするけれど、
それはあくまで個人レベルがただ大きくなっただけであって
政治的意味合いで言えば酷く稚拙で思考放棄のように思えます。
もちろん映画内ではそれと同時に激務をこなしている有能な人物だと描かれているのですが、
ラグビーというショーに託してしまうのは、これが実話だと考えるとなんともかんとも。
ところがその子供っぽさがいいんだなあ。
無邪気に試合を応援するのがかわいいのだ。
これで国が平和になるんであれば、
それはそのまま世界を平和にすること方法のひとつにもなりえるんではないか。
実話なだけに滑稽に思え、
それだけにうまくいけば胸が暖かくなる。
映画として考えるとちょっと余分なシーン多すぎじゃないか、
別にあいつにまでスポットライト当てる必要ないだろ、などと
考えてしまうものの、
これが実話だと考えるとすごく幸せな気分になれる。
ひたむきにひとつのことに向かうことのなんと素晴らしいことか。