イベントを開くひとたち。

気づくと、ポケカ自主イベントの世代はきっかりと第三期を迎えてた。
メルロンジムを主軸とする初代と、
チームココアさんや手前味噌で言うのもなんだけどさイこ(Psycho)を中心とした第二期(この頃プレイヤーズジムが最盛期だった)、
んで今のガルーラジムさんを主軸とした第三期。



第二期はジム自体が活発だったからオフラインの宣伝活動がスムーズだったし、
第三期はブログやSNSが発達してるからオンラインで簡単に布教活動ができる。
そう考えると第一期のあの集客って改めてとんでもねえなあ、と思う。


まぁイベントを開く動機や指向はさまざまだろうけど、
「楽しむ場を提供したい」っていうのはイベンターみんなが思ってること。
ライブというのをアーティストとオーディエンスが一緒になって作るのと一緒で、
イベントってのは開く側と参加する側の双方にそれなりのモチベーションがあって成立するもの。
それが活発になってるってのはいいことだよな。


ただふと思うのは近頃は規模のでかいオープン例会(主催を中心に参加者が集うオープン型イベント形態)が増えたなあ、と。
規模がでかくなるってのは単純にハードウェアがでかくなるので
それに比例してその運営には手間暇がかかるのに
自分も企画(ソフトウェア)に参加するのは正直厳しいと思うんだわな。
つまりおとなしくコンベンション(主催運営と参加者が分かれたイベントの形態)にしたほうがいいんじゃないかと。
同じ内容でも10人と20人では違うし、20人と40人では2倍どころか4倍くらい問題が起きる可能性が増える。
問題が起きる可能性が増えれば増えるほどそれに対応する幅が大きくなるので、
要するに企画に参加してるヒマなんかないわけ。


なぜかってーと、主催の役割は「参加者が楽しんでもらうし、楽しんでもらうことに問題を起こさせないこと」だから。


ただし実際問題参加者全体のモラルが高ければ高いほど問題は起きにくくなるし
結局のところ問題が起きなければそれはイベント成功になるのだけれど
それを盾に参加者に甘えるんだったらイベント開くのはやめたほうがいいと思うんだな。
だっていつか問題が起きたときに対応できなかったらどうすんのさ。
極端に言うと主催は参加者の全責任を背負ってるのだから。




最近ちょっとそんな相談を受けたのでいろいろと思いだしてしまった。
結局のところ今回開催されたNCSなんかはソフトとしては成功だけどハードとしては若干残念な結果だった。
彼自身自分の能力を試す意味でも行ったイベントらしいので、そういう意味では十分合格だったとは思うけれど。
おつかれさん、だ。



そんなさなか、6月にガルーラジムさんを中心としたコミュニティ5つが結託して(実際の運営は主にガルーラジムさんで、他コミュは主に宣伝(協賛)媒体として進行してるらしいけど)GNKKSというイベントをやるそうな。
形態はどうあれ、イベントが増えることは(っていうか『ある』だけでも)非常にいいことだし、
次の世代にはぜひがんばっていただきたい。