最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方 [DVD]

最高の人生の見つけ方 [DVD]


ジャック・ニコルソンモーガンフリーマン主演。
余命6か月を言い渡された、まったく赤の他人の男ふたりが、
人生で最後にして、最高の旅に出ていくという話。




たとえば、
あなたがあと半年でその生涯を終えますよと言われたとき、
あなたは何を為すか。




ここで最初の選択肢は、

「為すか」、
「為さないか」。

そう、もちろんここには「別に何もしない」という選択があるのだ。
だが、余命数か月を言い渡されたこのジジイふたりは、
何をトチ狂ったか病院を飛び出し世界を股に掛ける旅に出てしまった。


すべては、モーガン・フリーマン扮する
整備工カーターの手にする「棺おけリスト」から始まる。






「それはなんだ、何を書いてる」



「棺おけリストさ」



「棺おけリスト?」



「死ぬまでにやってみたいことを書いてる」



「ほう」



「まぁ、今となってはできないことばかりだがね」



「どれ、見せてみろ」



「…? ああ」



「『荘厳な景色を観る』…かはは! くだらねえ」



「所詮夢だからな」



「おれならこう書くね」



「…なんて?」










「『死ぬまでにいちど、スカイダイビングがしたい』」
















残り時間がわずかだからこそ、どんなものにも『死ぬ気』で打ち込める。
どうせ失敗したって、死ぬだけなんだ。そんなら、なんでもかんでも、やってみりゃいい!


全力で人生を楽しむふたりは、それはもう羨ましくなるくらい素敵な顔で、
10代の少年よろしくバカなことをせいいっぱい楽しむのだ。


別に死ぬ間際じゃなくたって、これは誰にでも、
そう、あなたにだって言えることだ。


自分の人生を満たしていくのはほかでもない、自分。
腐らせるのも輝かせるのも、すべては自分しだい。


そこに必要なのは、「人生を楽しもう」とする、ほんのわずかな勇気だけ。
どうせいつかは消えて灰になるんだ、やれるだけのことをやればいいじゃない。


ほら、残りの人生はあなたがこうやってモニターを見ている間にもどんどんなくなってきているよ。
1分でできることはなんだ、1秒でできることはなんだ。
どんな形か知らないけれど、あなたが死ぬときに「楽しかったあ!」と思えるように。







さぁ、この映画を見たら再スタートしよう。
残りの人生は、きっとまだまだ面白いぜ。