転職セミナー

リクルートエージェントの面接力向上セミナーに仕事のあといってきました。
本社が霞ヶ関と、会社からものすんごく近いので楽ちん。



計2時間半ほど受講してきたのだけれど
転職における認識のズレをある程度修正できたので、受けてよかったかな。


転職活動に必要だと重い積み上げていた自分の材料は実は川原の石のようにいびつで不規則に並んでいたとして、その並べ方や積み方の例を把握できた感じ。積み上げた本人にはわからない基本的なルールや、積み上げた石の見栄えの見方などを客観的かつロジカルに説明してくれていたので、頭の中がだいぶ整理してきた気分です。なんとなく課題が見えてきた。


要するに営業にも多く通ずるものがあって、クライアントの課題抽出から問題提起、必要なソリューションとその手法提案という営業の手順はまんま転職活動でも使えるんですよね。面接も数いくうちに成功失敗が見えてくるので、きちんとPDCAしていければ、道は少しずつ見えてくるという寸法。ただ営業とちょっと違うのは、同じ企業に対してチャンスは一度きりということ。


今のスキルがどう凄いんです、というよりは御社に対してこういった部分で貢献できますよ、してほしい仕事はこうすればこなせますよ、というアプローチを円滑に伝えることさえできれば、その人本人のスキル云々関係なく、合った会社が見つかるはずですよね。
もちろん理屈ではわかっていたことだけど、それを転職にあてはめるときにさぁどうするかというのを、きちんと時間をとってやったほうがいい。
絶対転職なんて何回もするもんじゃないんだし、慣れてるはずもないんだから。
いくら不景気によって人材業界が企業側にとって買い手市場に戻ってきたとはいっても、自分に合った企業を選ぶ権利はきちんとあるのだから、ひたすら数というよりも自分の手持ちの材料にあった活動をするべきだっつう話。当たり前のことを再認識できました。


もともと人材業界にいるので求人広告なんて数千数万と見てきたのですが、改めて応募者目線になって数百と見ているうちに、どんな広告がマジでどんな広告がウソ固めなのかも見えてきた。裏も見てるだけに、これは強みになるなあ。


転職活動を始めて、ここ一ヶ月で物凄く成長してる気がします。
広告というものの性質の見直しや、そもそもモノが売れる仕組みってなんなのよということに始まり、自分がなぜまだ広告の道を進むのか、それはホントに広告でいいのか、営業なのか、企画なのか、それは別の道でも実現できるんじゃないか。
自分の立ち位置を再確認することによって、じゃあ今の会社はどうなのかというところにまで行き着きます。


だいいち転職する必要はあるのか。


つってね。
それらを冷静に踏まえた上で、それでも「転職をする」と考えられた自分が嬉しい。
夢だとか目標だとかなんつう曖昧なものの見方抜きで、「する必要がある、この道を進む」と決められた自分を誇りに思えたのです。だから今取り組んでる仕事に対するモチベーションも上がったし、次のステップへの具体的な視野も開けた。これをバネにして、一歩一歩着実に進んでいこうと思います。


転職活動て、めっちゃ楽しい。
まだ終わってないけど、やってよかったと心底思ってます。
道はまだまだ長くて険しいけど、焦らず少しずつ、進んでいこう。
逃げるのではなく、進むのだ!












帰りに松屋で牛丼卵つきを食べたら
電車の中でめっちゃ腹痛起きてもうなんていうか死にそうです。


先のこと考えるのはとりあえずトイレ行ってからだ…ッ!