ワインの楽しみ方とはなんぞや。


前も書きましたが、僕は最近よくワインを飲みます。
彼女も同じく酒好きなので、たいがい夜一緒に過ごすときは酒を酌み交わしているのですが
そのパターンは


・彼女が料理を作っている&僕が皿を並べてる⇒ビール(だいたいプレミアムモルツ

・ちょいちょい料理ができあがる(つまめる)⇒日本酒orワイン

・本格的にできあがる⇒ワイン


という形で、一晩におおよそビール500ml缶一本ないし二本、日本酒一合、ワインフルボトル一本が消費されます。
そこそこの量です。


そのワインなんですが、どーも家で買って飲むようになってから外で飲むのに躊躇してしまうようになってしまいました。
なぜか?


ワイン(に限らず、日本酒とかもですけど)って、店で飲むと売値の3倍くらいするじゃないですか。
ぶっちゃけね、ビールなんかは注ぐ技術が重要なのと、どうしてもサーバーなんてウチにはないから店で一杯500円とかはいいんですよ。
ただね、せいぜい980円そこらのハウスワインなんかが3000円で出てくるっつーのはどーも辛いなーって思うんです。
もちろん、それは店の雰囲気代、サーヴ代ってことでカタがつくんですけど、ワイン飲む店行くときってたいがい料理も高級でうまいんですよね。
だからあのう、そのう、ワインもそれに合わせると財布の都合が…そのう…。
というわけでなんとなく最近イタリアンとか行ったときにワインは躊躇してしまうほうです。ザコです。



そんなわけで僕はワインを最近結構な頻度で購入しておりもちろんそれを嗜んでいるんですが、
最初飲み始めたときの「これは入りが軽くて」「これは香りの通りがよくて」「これは重厚さがある」なんていう曖昧な表現からそろそろ脱出したいなーと思い、そろそろブドウの種類やテロワールの差でどう違うのかを勉強しようと思ってしまいました。
そりゃブドウ品種の名前はいくつか覚えてますけど、そのどれがどうだったかなんてあんまし覚えてないし。
とゆーわけで、最近よくいく新橋のワイン屋さんで聞いてみたんですが…





「ブドウの種類ですか…ま、カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーの違いくらいわかりやすいのもありますし、メルローみたいに混ぜることも多いですから、あんまり気にしなくていいと思いますよ。確かにプロなら細かい違いもわからなければいけませんけど、普段飲まれるぶんにはあまり意識する必要もないと思います。それより、そこそこの価格でおいしいワインを楽しめれば、それでいいんじゃないでしょうか」




まぁそれもそうなのだ。
仕事にするわけでなし、バカ高くないワインを飲んでテキトーに酔っぱらえればいいっちゃいいのかもしれない。
ま、勉強っていうか少しずつ覚えていくことにして、実は身近な酒であるワインを、今日も楽しんじゃないましょうか。







彼女が一番好きだったワイナリー「Cloudy Bay」の赤を手に、僕は玄関にカギを差し込みました。
白しか飲んだことのないこのワイン、赤を飲んだら彼女はどんな顔をするだろうか。




「ただいま。」
「おかえり。」