Supernova Fes

isigami2008-03-30



3月の頭に手に入れ握り締めこの日をずっと待っていた。
雨に濡れたこの1枚のチケットこそが、僕の世界をまた変えてくれるのだ。








3月20日に完成したばかりの水道橋JCBホールにて、
J-wave主催の「Live Supernova Festivai」にいってまいりましたっ。
なんか今日東京ドームではX-japanのライブもあったらしく、「Yoshiki」の名を彫ったトップク着た人とか赤くてすげー長い髪の超サイヤ人ゴジータみたいな人らが沢山いて、それを縫って会場にたどり着くには割かし骨が折れるものがあった。
目的は当然ACIDMANDOPING PANDA
その両雄は勿論として、今激アツのバンドが計6バンドも集まって大爆発を起こすってんだから見逃せるはずもない。開場30分前に水道橋であゆと待ち合わせからというもの、もー早く観たい早く観たいとくねくねし続けるという落ち着きの無さ。会場に入って定位置に腰を下ろすも何かしていないとダメになっちゃいそうな(既に人としてダメになっているのだけれど)テンションでうろうろしておりました。トイレとか2回くらい行ったかんね。



会場そのものはさすが新築だけあってイスからドアからなんでもかんでも新品のにほひが。
B3のステージから吹き抜けになっていて、1階(アリーナから見たら3階?)まで非常にタイトに出来上がっている。
大きな筒の底から音が響く、といった感じ。アクセスも良いし、ハコとしては申し分ない造り。




さぁ、いよいよ始まるぞ!
CDで擦り切れるほど聴いたバンドとの初お目見えだ!




Unison Square Garden
会場を暖める特攻隊長は彼ら。僕は初めて聞いたけれど、
ボーカルが特徴的で好感が持てた。MCは下手だったけど(笑
とかくキレイなロックで、ホール全体を爽快感が突き抜ける感じ。
こーゆーライブによくある「も、もーいいよ…」的なダラけを
一切感じさせなかったのはスゴイと思った。
今度CD聴いてみよう。



NICO Touches the Walls
今度は逆にMCはうまいんだけど兎角音割れが酷い。
最初は効果として楽しもうと思ってたけど、
3曲目あたりから「いー加減にせー…!」と思ってきた。
個人的にはあまり独自性を見出せなかったのが残念。
たぶん、単純にこのハコとの相性が悪かったのだと思う。



DOPING PANDA
キタアァァァー!
ドーピングパンダの提供する音はロックというよりむしろ「ダンスクラブへの招待券」。
このバンドにチェンジしてからというもの、アリーナ全体がまさしくダンスフロアへと変貌を遂げた。男も女も全力で飛び、回ってぶつかり熱を帯びていく。もちろん僕とて例外ではなく、ノってノってノりまくった。
ワンマンでないからか、最新アルバム「DOPAMANIACS」からの選曲がメインというよりは従来の名曲をチョイスしているみたい。「Miracle」や「Hi-Fi」がきたときはスゲー興奮したね。
あと、ギタートラブルがったにも関わらず得意のMCと機転で「We won't stop」を本来以上のショーに変えてしまったのは見事の一言。
正直、ドーパンの演奏開始からJCBホールの空気が変わった。



9mm Parabellum Bullet
相も変わらず飛ばしまくるキューミリ。
ファンのヒートアップっぷりも半端なく、ダイブする人が加速度的に増えてゆく。
僕個人はこのバンドを特別好きなわけではないのだけれど(ゴメンナサイ)、
確かにこの会場全体をモンスター化させる底力は目を見張るものが。
もーみんな飛んだり跳ねたりでぐっちょんぐっちょんである。
ちなみに僕が確認しただけで15人以上がダイブした。



ACIDMAN


涙が出た。


まさかライブで泣くとは思わなんだ。
登場時こそ普通でいられたものの、生「スロウレイン」が始まった瞬間ついに涙腺が決壊した。
はち切れるほどの「動」が9mmならば、この世の全てを止めてしまったかのような「静」はACIDMANだ。
そしてその「静」と「動」の切り替え、その瞬間の爆発力に僕は素直に感動してしまったわけで。
「REMIND」もそうだけど、それ以上に「式日」の沈黙には圧倒されてしまった。


すげぇよ! 音楽って、音鳴ってなくても人に影響を与えられるんだぜ!


このバンドを好きになってよかった。




The birthday
ごめん。
ACIDMAN終わるや否や会場出ちゃって聴いてない。(うわぁ…










いやー、最高。
それぞれのバンドには勿論ワンマンが予定されているので、
僕はさっそくドーパンとACIのワンマンを長期的に予定に組み込むことにけってーい。
ホントにいってよかったっ!



その後はふつーにおとなしく帰宅。
明日は新入社員は入ってくるらしいよ。
どーなることやら。