当たり前にいるからこそ。

お久しぶりです。
なんつーかやっぱり日記が定期的に書けませんねえ。。。
更新滞っちゃってます、ごめんなさい。


そんでもアクセス数がけっこーあんのね。いつの間にか78000超え。
まあ77900回くらい僕がF5を連打してるからなんだけども
それでも来てくださってる方はありがとうございます。




んで、今日も今日とて仕事が無事に1週間終わりましたん。
営業として数字もいい感じになってて、うまくいきゃこのまま出世できるんじゃないかしらってくらい。
金曜までは取材と原稿作りにてんやわんやで忙しかったんですけどね。
今日は土曜出勤だったから私服で出社して、みんなでわいわいYOUTUBE観てました(笑

その後南大沢のアウトレットにお買い物にいって、
あゆとへっきーとご飯食べて帰宅。




帰りもやっぱ遅くなっちゃって、
暗い夜道を自転車でちりんちりーんと流してたわけですよ。
そろそろ日付も変わるかなって感じ。
寒くなってきたし、早く帰ろうと少しスピードを速めました。


すると向かいから細いライトとともに白い自転車が。
「すみません、ライトつけてないようだけど、これ君の自転車?」
この時間によくある、お巡りさんの自転車検問でした。
まーもーめんどくせーなーと思いつつ、
そーですライト壊れてましてー、なんて適当にあしらい
早く番号確認終わらねーかなーなんて思ってたんですが。






「早くライトを直してください。これは、あなたのために言ってるんです」






ん?






「私はこの街を回って20年ほどになりますが、
実は以前自転車同士の衝突が多かった時期がありましてね。
ほら、自転車って車やバイクと違って保険が利かないじゃないですか。
そのときはちょうどあなたと同じくらいの年の人と
40代くらいのおじさんだったかな。
その事故でおじさんが大怪我しちゃって、
損害賠償やらなんやらで300万円くらいの話になっちゃったんですよ。
それで若い人は親御さんに泣きつくやら
借金するやらで大変なことになっちゃったそうです。
たかだか自転車の衝突事故の話です。
ほんと、バカバカしいでしょ?」




「実は私にもあなたくらいの息子がいましてね。
お金の話はそりゃ辛いけどなんとかなりますが、
もしそんな目に遭ったらと思うとぞっとします。
だからこそ、くだらないことでケガしてほしくないし、
何よりこの街の人が不幸に陥るのは見たくないんです。


あなたはまだ若いからわからないかもしれないけど、
警察的にも地域に対して親心ってのがあってね。
自分の面倒見てるこの町は、やっぱり心配なんですよ」












「だからライトを直してください。」












小さなことだけど、僕は初めて
この街に住んでることに誇りを覚えたかもしれない。
後ろ手を振って去っていくお巡りさんを、僕はなんとなく見送っていました。





明日はライトを買いに行こう。