なつやすみ・だいじぇすと


待ちに待った夏休み!

学生のみんなは宿題がんばってるかな?

サラリーマンのみんなはノルマ達成してるかな??

僕はしていません!!!








まぁ猛暑真っ盛りの中僕だけ冷夏が訪れてしまったわけですが、
それでもお盆休みだけはきちんといただきました。


遊んでたぶんだけブログの更新が遅れてしまっていたので、
自分的メモの意味も含めてダイジェストを書くことに。


言っとくけど土日含めて5日しかねえかんな。


山行ったり海行ったり両方行きたいからってテキオー灯浴びて海底神殿で大冒険とかは全くせず、むしろ家の近辺で徘徊しておりました、と言うのが正しい。休みは休み。きちんと休養しないとね。






■8・11(土)
後輩の女の子に「ずぇったいここの整骨院はいいんでぜひ来てください場所わかりづらいけど地図描きますから大して遠くないし安いし腕はいいしで完全にオススメなんで必ず来てくださいねあちなみにウチはココらへんです」とまくし立てられ、そんなにいいってんならじゃあ行こうかなと返し、あれれ待てよウチの場所を教えてくれてるってことはこれ僕誘われてんじゃないかなここは一つお邪魔するべきだろうなと思っていたら
「ちなみにあたしは早朝から田舎帰りますから」
などと口に出す前に釘を刺されたのでよくわからないまま一人で整骨院に行ってきました。


肝心の地図を家に忘れ半べそかきながら日差しに当てられ歩くたびにダメージを受ける毒みたいな状態で最終受付ギリギリの時刻に到着。確かに先生はいい人で腕も素晴らしいし僕の身体のゆがみをものの1時間でほぐしてくれたのでこりゃあいいやと思ってたのだけれど、その場にたまっていた近隣在住の魔女たち(40〜50くらい)のおしゃべりに付き合わされ結局数時間も滞在。
あ、あら、奥様言葉って意外と使いやすいじゃない…! と新発見をする。



■8・12(日)
グラエナの衣装(2年ぶり)を引っ張りだし、あちこち補修しだす。
彼女の家に行き、迷惑なことにミシンを借りて尻尾やら爪やらの縫いつけを開始。(勝手に)
その場に偶然居合わせた彼女のいとこに腐女子系のゲーム雑誌を貸してもらったのでガン読み。
25分ほど読みふけり(だいたい3往復くらいは読んだね)、最近の傾向を洗い出す。
いやはやまさか、主人公が母親で息子を自分好みに育てるゲームまであるとは、恐れ入った。ヒマなときやってみたいかも。


深夜は彼女と一緒にペルセウス流星群を観にドライブ(運転は彼女)。
多摩地区はベッドタウンなのでそこそこ暗くていいとこあるかなーとタカをくくっていたのに、
・周りがひらけている
・明りはない
・寝っ転がっても怒られない
よーな場所はなかなか見つからず。
サイレントヒルの舞台になりそうな住宅地に紛れ込んで勝手にビビったり
居もしない幽霊に話しかけられたりするような気になりながらなんとか場所を確保。


シートの上にごろんと寝転び、星が煌く夜空を見上げる。
んー、気持ちいい。夏らしい夜風が汗でべたついた体を冷ましてくれるし、
静かに待つ流星探しも落ち着いた気持ちでできるから面白い。
彼女とこんなのんびり出来たのいつ以来かなあ。


そんな午前2時。




■8・13(月)
彼女んちでせっせとグラエナの補修。ん、ま、こんなもんか。


帰りに吉祥寺で散策。
古着屋や啓文堂ユザワヤにて物色。
新しいショップとかも出来てて興味しんしん。うーん、欲しい服が多くて困っちゃうなあ。
最近はもっぱら本の虫になっているので、本屋見つけたらとりあえず入るクセが出来てます。
ここ最近のマイブームは石田衣良。平行して西尾維新スケアクロウもつまみ食い。
ユザワヤには生地を買いに。うーん、なかなかいいのがないなあ。
ついでに新星堂にCD漁り行ったけど特に収穫はなし。



19時、今日連絡することになっていた取引先に電話。
この契約が決まれば一気にトップに躍り出れるぜ…!


「あ、見送りで」


一気に鬱に。


身体がうまく動かなくなるほど気分がダウンし、
息するのもめんどくさいのに家までチャリ7キロ。うあー、へっこむー。
その夜は地元の友達と路上でひたすら飲む。




■8・14(火)


友人二人(カレカノ)と彼女の4人で虎ノ門ホテルオークラに、
「秘蔵の名品 アートコレクション展」(http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/event/art07/index.html
を観にいきましたっ。

前回GWレオナルド展に行ったときには知識不足で楽しめきれなかっただけに、
今回はばっちり美術史を勉強して参戦。せっかくだし、
やっぱ「観方」がわからないと面白くないもんね。


どうやら個人蔵の作品が多く展示されているらしく、代表作らしいものはないものの、
鎮座する絵画それぞれは名だたる著名人のそれそのもの。
そんな中でもどちらかというと洋画の方が面白かった。


一番に目に入りかつ気に入ったのはモーリス・ド・ヴルマンク。
暗い色彩を基調とした力強いタッチは例えモデルが明るい光だとしても、あえてその影、暗さを掬い上げ「影ならではの光」と表現しているため、その絵それぞれのうねり、強さがべっとりと伝わってきた。


アーギュスト・ルノワールの出展数は5点。
1890年を境に絵画のベクトルに変化があったという彼の作品が、そのまま1879年から1892年まで連続で展示してあったため、その成長(変貌?)を比較して観るのが実に興味深い。「タンホイザー」と「カーニュの農園」との見比べが面白かったかな。1917年の「魚の静物」だけは何故かものすごい違和感を感じた。「静か」なのではなく「動きがない」。翌日ルノワールが没していることを考えると、晩年近くはこのような作品を中心に描いていたのだろうか。「生命の消え行く様」を自らに照らし合わせて、カンバスに吐き出していたのかもしれない。


看板にもなってたアメデオ・モディリアーニマリー・ローランサンは僕としてはあまり興味が惹かれませんでしたね。ローランサンに関しては、もっと作品を観ないとなんともいえない。
あ、いちおーパブロ・ピカソも出展してましたよ。奥さんの「マリ・テレーズの肖像」でありましたけど、僕はというと昨日かじっていただけにそのピカソとともにキュビズムを形成していったというジョルジュ・ブラックの作品が見たかった。でもなかったんだな、残念。


友人はテオドール・ルソーに何かを見出したようです。
もともと彼はフランス芸術を専攻していたので、ある程度のバックグラウンドはあったそうなんですが、「今までずっと抽象画を観てきたが、風景画の観方がやっとわかった!」と大興奮。
僕も美術館というものに行った回数こそそこそこですが、観方を意識してみたのは今回が初めて。
物凄く面白かったです。またどっかあったら行きたいですね。


その後は原宿に行くとか新宿の本屋いくとか色々意見あったんですが、女性二人の都合もあり解散。
僕はそのままブクロでうだうだ買い物して帰りました。ってかまた本買っちゃった。
最近週に2冊は読んでるんじゃん?



■8・15(水)


近所の美容室がお盆休みで乙ったー!
とゆーわけで最近できた新しい美容院にチャレンジ。
パリに店舗を持つ実力派のショップなんですが、ここのサービスがすんげえいいの。
オーナー本人にお願いしたんですが、その提案力とスピードにびっくり。
アシのお姉ちゃんもノリのいい人ばっかで、楽しくお願いできました。


ついでに眉カットまでしてくれて、大満足。
これ原宿とかで同じレベルの店いったら2万はするぜ?
そんなところを今日はカットとポイントパーマとトリートメントで8000円
あざーっす!


ホントは体力に余裕があればフロンターレVSマリノスのサッカー観戦に行きたかったんだけど、
今日は我慢して彼女と映画を見に行くことに。
っても今期あんま面白いのないんだよねー。1800円出す価値のあるのって最近なかなかない。
というわけでせっかく夏なんでポケモン見てきました


(鑑賞中)


(終了)



「…まぁ」
「こんなもんだよね」



僕はフワンテに、
彼女はカラナクシに萌えられたのでよしっ。



あ、最強のポケモンはたぶんグレッグルですよ。














とゆーわけで夏休み5日間はこんな感じでした。
去年は京都旅行とか行ったけど、今年もこれはこれでまったりといい感じでしたとも。


…ま、仕事がいい感じにやべーんだけどな。
はあぁ、会社いくのだっるいなー…