ドコモカシコモ2.0。


巨大パフェを7.5秒で食べきる、とか。
そんな無駄な能力で。







そもそも最近流行の「2.0」という言葉は
「全く新しい、大躍進」の意味で使われているものです。


一方通行の情報提供ツールだったPCなどを用いたインターネットが
ウェブログwiki、SNSなどのコミュニケーションツールの発達により
「情報を発信し、そして受信する」という相互提供の環境に変化したことを
「WEB2.0」と称したのは記憶に新しいところですが、そんな時代に現れたのがこれ。







「そろそろ、反撃してもいいですか?」





の挑戦的なフレーズで他ブランドに苦戦を強いられていたドコモです。
このフレーズだけ見たときに僕は正直ぞくりとしたものです。
一体何やらかしてくれるんだろう、本当に本当に楽しみだ、と。
今まで負けこんでいたのをまるで演出かのように表現するこのフレーズ。
僕は大好きでした。








が、実際出てみるとなんのことはない、ちょっとした新機能がついてるだけのドコモ904iシリーズが出ましたよー発売ですよーというだけ。ツーインワンだの直感ゲームだの、別にどこでも真似できるような大して目新しくない機能を引っさげて自慢げにしてるのを見て、そろそろ買い換えようと思っていたドコモユーザーの僕はもう少し間を空けようと思ってしまったのでした。
期待してただけに正直がっかり。どこが「2.0」だっつーの。


発表の際には「必ず需要はあります!」と意気込んでいたものの、僕にはどうしても一般ユーザーにそんなにウケると思えない。あと、個人的にはケータイのゲームって好きじゃないんだよね。そんなん月額払ってやるくらいなら本物の携帯ゲームやるっての。
そんなもんだから今んとこは「あーあ」って印象。
莫大な広告費をつぎ込んだんだから(なんだあの豪華キャスト)、
もう少し頑張ってくれよドコモ。本当の「2.0」を期待してますよー。







なんて思ってたら速攻で値引きキャンペーン「夏2.0」とかやっててドン引き。
…じ、自分で失敗したって言ってるようなもんじゃん…。値引き早すぎだろう…!






そんな流行語ではありますが、人間だって成長しなきゃいけないもんです。
仕事で後輩に追い抜かれないように、
早いとこ「僕2.0」にならんといけんところですな。







口だけらしいあたり、僕とドコモはどうにも似ている。