さてこまった。


空間プロデューサーを目指している母が、
視察兼勉強と称してドイツ、イタリアに旅立ってしまいました。




それはそれでもともと家事全般を分担してやっていた我が家ですから問題はないんですけども、ただひとつ心配なのは我が家のアイドル通称「たぬき」と呼ばれるうちの犬。この子もいよいよ14歳を迎えることになりまして。14歳ったら人間ならもう中学2年生です。中2病が懸念されるところ。
犬としてはそこそこ高齢になりますよね。
んでこの子の場合昔っから肝臓を痛めてましてその辺は薬でなんとかやっていたのですが、最近は足が弱ってきてしまいました。


「フライドチキンみたいでうまそーだよねー」とシャレにならない冗談でからかっていたあんよがみるみる細くなっちゃって。
ジャンプするとずっこけちゃったり、それでも頑張ってソファに登ろうとしてるのが…まぁ、また、かわいいんだこれが。じゃなくて、見るに耐えない。別に普通に生活するぶんには散歩もいけるし、室内だから危ないこともないのでそう危惧することもないかなーと思ってたんですが、実は、ここで大変な問題がひとつ。




そう、一昨年あたりに会得した(遅い)、1階と2階の階段昇降。




この子自身は若いつもりでいるからてってこてってこ降りようとするんですが、やっぱ最近たまにどんがらがっしゃーんって転んじゃうんですよね。それがまた危のーて危のーて。
僕や弟がいるときだったらいいんですが、もし誰もいないときに勝手に降りようとして転んで骨でも折っちゃったらどうしよう…。頭ぶつけちゃったりしたらどうしよう…。そんなことで仕事中も気が気でならない。




一応階段前にバリケードを作って通れないようにしてあるのですが、なんかこいつそーゆーときだけ馬鹿力出したり悪知恵働かせて自分の体重よりはるかに重い壁とかどけちゃうんですよ。そのポテンシャル、他に使い道ないのか。



だから現在ではまったくお手上げ。
おとなしくいい子で寝てくれてることを祈るのみです。






いつも「たぬー」って鳴いて(鳴いてない)甘えてくるこの子も、あと数年でいなくなっちゃうんだね…。
だから一緒に生活できる今を、大切にしたいと思います。
そのためにも、今日は早く帰らなくては……!












「今日は原稿締切だから、早く帰ろうとしたらどうなるか、わかってるわねCHANGさん?」




はい、サーセン