おにれんぼ。

あまりにノリでしか動いていないOBの先輩は、
多忙なサークルの連中を呼びつけやがりまして、
ただノリだけで企画を押し付けたのです。





いい天気です。
僕は先週思いついた企画を実行するべく、追い出しコンパに浮かれてる後輩たちと仕事に疲れている同級生たちを春休み中大学構内に迎え、構内サンクス前にて声高らかに宣言したのです。
「これから」







「鬼ごっこをやります!」









○ルール○
・鬼チームと逃げるチームの2チームに分かれる。


・制限時間は60分。開始と同時に逃げるチームは散開し、5分後に鬼が追い始める形となる。60分後に逃げるチーム一人でも逃げ切っていれば、そのチームの勝ち。全員捕まった場合は鬼チームの勝ち。
・捕まった場合は即座に鬼チームになる。このため、逃げる側は味方の誰が鬼になっているかわからない。
・鬼と逃げる者以外に「キーパー」を規定の位置に設置。中立な立場として、各チームの情報を渡すが、ケータイではなく直接コンタクトを取らないと教えてくれない。キーパーの近くに鬼が潜んでる可能性も高い。


・範囲は大学構内。ただし、校外に続く坂道は除外。
・屋内は1階のみOK。2階以上、地下階は不可。


・今回はホワイトデー間近ということで、
 勝利チームにはゴディバのチョコレート、
 敗北チームにはカカオ99%チョコをご用意してあります。











本来は若干鬼側に有利なはずのこのルール(捕まえれば増えるわけだから)、今回はやっぱりかくれんぼ的な要素が強すぎて難易度が高かったみたい。
次回からは残り15分を切るとキーパーが各逃げる人間の位置を垂れ流すとかあると緊張感が増してよかったかもしれないかな。


結果としては逃げる側の圧勝でしたっ!
んで僕は逃げる側の人間だったんですが、






見つかっても追いかけられ始めるまでに時間を稼げる場所を選び、
かつ逃げられないだろうと思わせるところに脱出路を用意し、
ルートシミュレーションをして3箇所まで隠れ場所を設定し、
最終的に隠れ地点がループできるように計画を立てたのに、














巧妙すぎて誰も見つけてくれませんでした。
や、やりすぎた…!











ま、その後はフツーに飲み会。
後輩の卒業追い出しコンパだったのでわいわいとおめでとーしたのち、
仕事終わったばっかの同級生を強引に呼び出してカラオケいって、
終バス逃して彼女に迎えにきてもらいました。うわぁ僕って…。



ひさびさに大学に足を踏み入れて楽しかったですよん。
みんな付き合ってくれてありがとねん。