やきとりな。


池袋にて友人と飲んできました。
高校の友達なんですが、今は某予備校の校長やってるんですって。
校長ってもアレよ、要はチェーン店の店長なのでそこまで地位高いわけじゃないですよ。とはいえ、もちろんもらうもんはもらってるわけで。



「ぶっちゃけ月どんくらいもらってんのよ」
「うーん…8を10でかけて2で割った感じ」



表現をひねる理由がわからなかったけどとにかく僕の倍はもらってるらしい。ま、この仕事を始めたのが5年前の大学入学と同時だったらしいから、そんだけもらってても納得はするけどね。うーん、そう思うと僕ってどうなんだろ。新入社員としてはそりゃいい額もらってるけど、なかなか上がらないらしいし残業代は出ないし表彰金も5000円とかだしなあ。


彼しかりまたバイオリンやってる友達しかり、今の仕事を天職だと言い切っている。いいことなんだろうなあとは思うけど、僕はひとつこう思った。
「本当の天職に、最初っから出会っちゃって大丈夫なんだろうか」
アレじゃん。人生って長いじゃん。地震とかで死ななきゃあと50年弱あるわけじゃない? そうなると今この仕事をそのまま40年とかやるわけじゃん。どうなのよそれ。
まあ転職ブームのこの時期(っつうかそれで飯食ってる職業です)に一生同じ仕事やるって言ってる時点でナンセンスだけど、今言ってるのはそういう意味じゃなくて、もし自分の天職がわかっていてもそれにすぐ就いちゃうんじゃなくてそのために地盤を固めるのはいかがかなと思うのだ。そうやって違う分野のものを学んでから本職に就けたほうが充実度に違うだろうしなあどうかなあと考えたわけです。
僕個人としては以前やってた派遣やイベントの仕事は相当な糧になったと思ってるんです。色んな仕事を間近で見れて考え方の幅も凄く広がったし、それは一生大事にできるものだと思ったから。
で、それは学生のバイトだったからってだけじゃなくて、20代という大事な時期、それが社会人になっても共通することなんじゃないかなと思うのですわ。





…なんか今の会社をそのうち離れる言い訳を書いてる気になってきた。


もちろんあと数年はいるけど、ずっと腰を据える会社じゃないってのは前々から思ってるけどね。とりあえず今は吸収できることをせいぜいさせてもらいますわ。あとは貯金とか結婚とか考えないといけない。うん、2年か3年後にはもうちょい高給取りになれるよーに日々精進しよっと。
そーゆー意味では今目の前で飲んでる彼は充実してるらしい。
彼女とはたまーに会ってHするだけの仲らしいけど、それでもお互い満足してるからいいんだとさ。やーん、大人ねえ。






……さて、もう遊んでばっかじゃだめなんだよなぁ。
学生さんたちよ。今しかないぞ。死ぬほど遊んどけぃ。