小説家を見つけたら

今までこそこそ見てた映画をぽろぽろと列挙していこうと思いますよ。
といっても評論とかできる知識ないのでただの感想。小学生か。




ショーン・コネリーとロブ・ブラウン主演のあったかい師弟愛の映画。
流行に乗って楽しく生活していた少年が、あるきっかけによって才能を開花させていくという、まぁどこにでもあるお話。
もうね、ものすんごく「Good Will Hunting」に似てる。アレは斜に構えてた天才が生涯の恩師に出会って行動ベクトルを才能に向けていく話だけど、本質的にはあれと同じ。
いつものように友達とバスケットボールを楽しんでいた少年は、自分の世界に隠れ潜りきってしまった過去の超有名作家との遭遇により、自分の才能を見つけ鍛えていくプロット。
ハンティングと違うのは、これは最終的にお互いの足りない部分をそれぞれ発見し補完していく過程で、師弟でありそしてまた親友であるという関係を築き上げていったこと。
尊敬する存在に同等に扱われるってのは気持ちがいいぞー。まぁそれを目的に精進した場合、達成は永遠に成されないのだけれども。
最後それぞれが羽ばたいていくのもいいラストだと思う。いつまでも依存してるんじゃなくて、その成長を糧にして次に進んでいくっていうかね。まぁ片方は本当に羽ばたいて行ってしまわれたわけだけど(映画見てください)。


んで、こーゆー話みたいに才能を見つけてくれる人がぽんぽんいりゃあそりゃいいに決まってるのだけども、実際は当然違うわけで、自分の才能、能力は自分で探して鍛えていくしかないんだよね。よくいるじゃん、「オレは〜の才能があるはずなんだけどぉー、きっといつかそれを伸ばしてくれる人に出会うんだー」みたいな考えの人。アホかっちゅうの。
それは別に才能に限らずなんにでも当てはまると思うのよね。「きっといつかなんかしてくれる」病とでもいうかな。なんでそこを他力本願なのよ的な。
僕もそういう考えは棄てきれないしいつかすげえ組織が「キミは世界を救う力があるからウチに来たまえ」なんて来ないかなーそしたらヒーローじゃんカッコイイなーなんて小さい頃思ったこともあったけど、甘ったれんなということだよね。仮にそーゆー組織があったとしても、その能力だかなんだかを自分で発現させて求人募集に電話入れろって話。


だけど自分の能力がどれなのかわからないから発現させるのが難しいわけで、
そーゆー意味でこれから就職活動をする人たちは自己分析がんばってくださいということで締めに変えさせていただきます。え、なにこの結論。