ハリーポッターと炎のゴブレット



友人と見てきました。ええ、野郎2名ですよ。





全体としては、そこそこ面白かった。
計178分というハリポタ史上最長のスケールではあるのだけれども、
それでもまだ「詰め込みすぎ」感が否めなかったな。
ただこれで終了だとしたら一気に評価が下がりますよ。ええ下げますよ。



というわけで感想はネタバレになるので見たい方だけ。






まあハリーをはじめキャストそれぞれがいい感じに成長しているのは見てて面白い。
その年ならではの葛藤や、いい加減違和感の塊であるハリーの特別扱いっぷりに腹を立てるロンとかがリアルで楽しめたかな。
それぞれの恋愛っぽいのとか友情の物語とかは一応「あり」なんだけど、
まずこの3時間という長さにも関わらず全体のストーリーが駆け足だったのが残念。
なんというか、前半でやりたいことやって後半はやっつけで済ませた感があった。
おそらく最大の見せ場であろう対抗戦の第2試験第3試験がサクリと終わったときは落胆すらしたしね。
ただ友人と同じところで盛り上がったのは最初のワールドカップのど派手な演出。
アレはワクワクしたね。これでどんだけクィヴィッチの試合が見れるのだろうと思ったら、まぁその後なかったわけでありゃりゃ、と気が抜けたりもしたのだけど、上空からのカメラワークはこれから始まる壮大な試合の幕開け感を煽ってくれて良いなと感じた。
ドラゴン戦は燃えたね。空中戦でよくある演出だけど、落ちそうになるシーンなんかはどんな映画でも手に汗握る。ただドラゴンのやられ方がダサかったけどさ。






おそらく原作ではそれぞれの演出が細かく描写されてるんだろうけど、
枠に入れるには難しかったのかな。


そんな心配しちゃうくらい、色んな要素が満載で詰め込んであったのが心残り。
や、そのぶん飽きはしない映画なんでカップルとかだといいと思うですよ。


あえて評価するなら☆3つかな。5つ中で。まぁまぁ。