また来るのっすー。






友人に誘われたので六本木ヒルズにやってまいりました。
今日は坂本真綾のフリーライブがあるそうで、友人二人と彼女の4人で、六本木ヒルズアリーナのイベントスペースにやってきたのです




が。






「来ないね」
「来ないな」





16時開場、19時開始のフリーライブです。
なんせフリーですから、とんでもない人数が来るに違いない間違いないけん、と集合を16時に設定したのですが、友人ふたりは未だ来ず。
時刻は既に16時30分。参加抽選券の配布も終わり、もう今から着てもかなりお疲れ、といった様子になってしまいます。
このまま二人でライブを見てもいいけど、残りの二人が来たとき置いてくのは寂しいよなぁ。


と、そこに友人の一人が到着。もう一人は連絡もつかず、さてどうしたもんかといった感じ。
一応立ち見用のスペースは確保したものの(それでも警備員の仕切りは厳しかった)、ここに一人残して二人見に行くのはあまりにも空気が読めてないですよね。
んでもってボク自身はその「さかもと まあや」とかいうアーティストは初めて知ったわけで、ファン度的には


1位 友人A
2位 彼女
3位 友人B
4位 ボク



とまぁ、入りたくて入れなかったファンにとっては参加券を持っているボクは仇みたいなもんです。
へへーん、早く来ないお前らが悪いんだよばーか! 遅れて入れないなんてファン度が低い証拠だっぺれ〜!




なんつってたんですが、まぁね、結局ね、やっぱ、好きな人にライブを見てほしいじゃないですか。
ボクとかね、そもそもこのニューアルバム発売記念ライブとか言われてもピンと着てないわけですよ。
そんなボクが入るよりか、本当に「さかもと まあや」が好きな人に見てもらいたい、と。いう。わけで。
友人Aに参加券を渡しました。いってら〜。うちの彼女の保護よろしく。





んで結果、絶望的に寂しい環境、すなわちボク一人でその他大勢の中から立ち見という見るに耐えない状況を自ら作り出してしまったわけで、心なしか気温も5度ほど下がった感すら。
「あ、雨降ってるみたいよ」ボクは屋根の下にいるので、ライブを見に行く彼女に傘を渡すと。
もう、装備品は、残ってねぇ……ッ!


ほんでま、ライブ開始。
遠くのほうから聞こえてくるわけですよ、生声と歓声が。
友人Bはまだ来ないし。もうね、オレ乙過ぎる。
や、曲はいいんですよ? ライブでここまでの透明感ある声を崩れずに出してるので素直にかっこいいと思ったし、確かに「癒される」系ですわ。
だけどね、足は痛いし、心も痛いし、傘はないし、ボクを囲むは若干体格のいいヲタクの方々。あとで知ったんですが、この人声優とかもやってんだと。洋画吹き替えとかね。
もういるのに耐えられなくなって、その場を離れて近くのテラスへ。あれ、ここも声聞こえんじゃん。むしろ、さっきのところよりも。
とゆーわけで、雨で閉店した喫茶店の机と椅子を勝手に拝借して、座る僕。
聳え立つ丸い建物の間に、響くは美しい曲と手拍子。



あれ、なんか居心地いい。うん、いいぞ。すごくいい。
風は涼しいし、雨もやんだ。吹き抜けに響き渡る音は、綺麗に耳を通り過ぎ、目をつぶると飛んでる感覚すら覚える。うん、ちょっと言い過ぎた。
悪くないね。ライブって別に目の前で聴くだけじゃない。
景観も一緒に楽しめるのはフリーライブならではだよね。こういうのってよく行くけど、やっぱりいいわー。







最後の曲んとこで友人B到着そして乙。
ライブ終了後、友人Aがお礼にとクレープを買ってくれました。ボリュームあってスッゲーうめー!


うめーけど!


うめーけど!


なんで彼女と友人Bも食ってんの…ッ!?






あとは22時くらいまでウィンドウショッピングして帰宅。うーん、楽しかった。