立ち止まってなんていらんない。






僕は内定を決めて今のほほんと趣味のイベント運営に血を注ぎ込んでいるのだけど、
今こーやってる自分ってホントにカッコイイのかねえ。



自分のやるべきことってのがあるとして、それを熱心にしさえすれば世間は評価してくれると学校ではいうけれど、
現実では評価というのは結果でしかないので「がんばりました」「まにあわせました」なんつーのは本気でどうでもいい話なはず。
僕がやってることは、今でこそ評価をもらってるけど、実はまだ本番じゃないんだから全然まだまだだと思うのだ。



今サークルがやってるのは間違いなく日本で最大で唯一のイベントなんだけど、
他のひとは「スゲーね」「実行なんてできない」と褒める。
だけど、僕自身はやりたいことをやってるだけで、全然すごいなんて思わない。



だって、もっとスゲーひとは世の中にもっともっとたくさんいるんだもの。



世の中はえてして相対的であるから、そりゃ動かないやつからすりゃ動いてるやつはスゲーと見えるけど、
僕は自分を「やっとこ人並みに動きだしたただの企画者」だと思ってる。
つうのも、それは2年前の王子での大会が最初の起爆剤。実はあのPSSP。




とある全国カリスマプレーヤーが中心となって行われた大会なんだけど、
僕も参加しようと思ってたらちょっとした事情で辞退した。
で、最後エンディング演出や大会やイベントそのものが終わってから思ったことは、





「想いは力になる」つうこと。





結果として僕の心に影響を与えたあのイベントは、今回のP:CONの根底にあるもの。
誰だって、仲間と信頼があればなんだってできるものなのだねえ。
それが評判よかろうが悪かろうが、その「普段なら実現不可能な企画」を現実に行い、成功させたというのは僕にとって衝撃以外のなにものでもない。
極論、戦争の火種ってのは「思想」であり、漫画やアニメの最高の武器は「信じる力」だとかであることから、
要するに人をひきつける「想い」さえあれば、それはよくも悪くも「力」になるということは明々白々であるともな。




だけど一度「力」になったものをコントロールするのは並のことじゃない。
すでに骨やマニュアルが出来ている組織じゃないんだから、すべては僕の操縦次第。
ついてきてくれている人は僕の指示を待っている。だから、僕は全身全霊をかけて運営に「力」を注いでいるのだ。
その過程を、見るひとは評価してくれてるだけ。それは家族だったり、面接官だったり、友達だったり。



だーめ。まだまだ。



僕はまだ「やるべきこと」を「やりきって」ない。
だから評価も賞賛も非難もまだいらねえ。
今ある目の前のことを精一杯一所懸命にやるだけ。


人生で死ぬときに「ああ、アレやっておけばよかった」なんて後悔すんのだけはぜってーイヤだ。
僕は今までいろんな経験してきたけど、せっかくだから多くの時間を使ったポケモンを利用して「俺の結果」を出してやる。
だから、いくら逃げたくて泣きたくて閉じこもりたくとも、ぜってー目を空けて見据えて立ち向かってやるとも。



今までいろんなでかいものに関わって、ちょっとかじって逃げたことがあった。



今回だけはぜってー逃げねー。
何がなんでも成功させてやる。命かけたって構わん。
自分に嘘はつかねえぜ。それが「ぼく」がこの世に生きた証になるんだから。




あー、かっこよく生きたい。




というわけで、「想い」のエサになってくれてるみんなにはまだもう少し付き合ってもらうぜ。
俺は俺のやることをやるから、お前らはお前らのやることをやっておくんなましまし。











終わったら、ゲロ吐くまで打ち上げしよう?
それまでは、血ィ吐くまで打ち合わせよう。