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『ふゆう』で効果を食らわない! ンなわけあるか。
「いやーしんどかったッスよね」「うん、マジでマジで」
「やっと帰れますねえ」「もーとっとと帰って酒飲んで寝てーよ」
「ね、マジで寄り道とかどうでもいい」「おー、帰ろ帰ろ」
「ねえ、まあアレですよね」「ねえ」
「電車とかね、全滅ッスよ」「彼女に電話したけど、山手線も全部ダメだって」
「どーせ帰ってもやることねえし、ここで寝る?」「いいね、それ賛成」
つうわけで三越前駅の地下鉄、改札前の柱で寝こける僕ともうひとり。
地震の影響で電車止まるのはいいんですが、それもスッゲーやなタイミングでげんなりしてたのです。
(回想)
主任「あーごめん、ちょっとサイン書いて帰ってもらっていいんだけど、今ちょっとペンがなくて買いにいってるから、待っててくんない?」
僕ら「いっすよ。早くしてくださいね」
(25分経過)
僕ら「まだッスかー?」
主任「うーん。ちょいまち」
(5分経過)
ナマズン「くらえー」
(30分経過)
主任「お、ペンきた。よし帰ってよし」
(回想終わり)
ちょ待てよッ!
どう考えてもその「ペンを買いにいく」のせいで帰れなくなってんじゃねえかよ!
あげくなんだ、その「ペンを買いに行ったらおいしそうなアイスを売ってる屋台があったので並んで買ってみました実際おいしかったです」って顔は!
お前らのせいで帰れないじゃねーか責任取れアホどもがー!!!
「あそこに座ってる姉ちゃんずっとパンチラだぜ。止まって役得じゃね?」
そっすね。(素直