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日本人の底力を見た。
大学の日。
僕は火曜日に2限、3限、4限と取っているのですが、4限なんかもう心底どうでもいい。
5限後のサークルまで時間が欲しい上についてけなくなっていうか先生のヒゲが濃すぎるっていうかワキ毛も濃いっていうか陰毛も濃いっていうかもうそれ俺陰毛知ってる時点でヤられてねマジでやばすぎねこんな英国紳士、見たことないアルー!!!
はい、普通のテンションですよー。だいじょうぶヨー。怖くなーい。
で、4限と5限が空いた僕はいつもこの時間を静かにすごすタイムにすることにしました。
友達も学内ではあんま会わなくなったし、一人で過ごすのもいいよね。
で、せっかく図書館でDVDが借りれるので観てみることに。
今週はこれを観てみました。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2004/05/16
- メディア: DVD
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日本がペリーの口車に乗ってカイコクしてあげたヨーなあとの話。
急速に進む文明開化の波に順応できないサムライたちと、近代兵器扱いの教官としてやってきたガイジンの出会いがすべての始まり。
とりあえず渡辺 謙のダルマっぷりというか演技が秀逸なんだけども、
何より真田広之がかっこよすぎ。剣道の先生でこんなのいたら僕速攻で道場辞めますけど!
で、やはり文化の違いをそれぞれ知るのはいいことですよ。
まったく違う考え方を目の当たりにして、受け入れるか反発するかはその人しだいだけど、
「そういう考え方があるんだ」ということを認識するだけで今後の生き方は絶対違うはず。
かといって変に吸収しようとして依存するのもよろしくない。
自分の立ち位置がきちんとしていて、かつアンテナを広げるのがいいんでしょうね。
って、全然映画の感想じゃないや。
一番キたのはトム・クルーズ演じるオールグレンと渡辺 謙演じる勝元率いるサムライ軍VS日本帝国軍のラストシーン。
帝国軍の指揮官が二人の生き様に感涙し、全身全霊で戦った者たちに礼をする一幕。
時代の流れは止められないけど、そこにあったものは確かに存在した。
サムライの魂は、そこにあった。
武器が刀から銃に移り変わっても、日本人として「礼」で締めたあたりは僕も目頭が熱くなってしまいまして。
うんうん、仕事は仕事だもんね。サムライはやっつけなきゃだけど、感動しちゃうよね。お兄さんもそう思うよ!(※誰に言ってるんでしょうか)
大学じゃなかったら泣いてたし、大学だったのでちょっと窓のほう向いてました。一番窓辺の席でよかった。
あぁ日本人でよかった。