むにゃむにゃ、もう食べられないや……





あのな、ぶっちゃけるねん。
関西弁とかマジでまったく知らないねんけどな、なんちゃってで言わせてもらうねんな。




内定げっとー。




まぁそういうわけで浮かれポンチに成り上がった僕は有頂天になって家中を駆け回り、
犬を踏んづけてしまい足を噛まれて血がにじんだのでした。泣いてなんか、ないやい。



そんでまぁ、彼女が内定祝いに焼肉をご馳走してくれると。そういうわけです。
もともと4000円ぶんの券を持っていたらしいので、それでまかなうくらいにしとこうね、なんて話しつつ待ち合わせて堀の内の「XYZA」ってゆー焼肉屋に。ここすごくおいしいんですよ、都心から食いに来るひともいるとかいないとか。
で、店に行く途中ですけどもね、なんかね、人が6人倒れてるの。
具体的には、紙に封印された人…あ、これ、紙幣だ!(白々しく)
英世さんが6人も! いったい、どうしたんですか?



「ぼくたち、」
「すてられたんだ」
「ごしゅじんに、」
「すてられたんだ」
「ねえ、ぼくたちを」
「つれてってよ」




俺にはそう聞こえたの。いいの。6000円拾ってその場に丁寧に彼女が20分立ってたのに持ち主は現れないわ交番に行っても人はいないわで仕方なかったの。
そしてこれから向かうのは、焼肉屋です!!! ヤッホー!








ヤッホー、じゃない。








まぁそんなわけで酒池肉林というかですね、豪華なディナーだったわけですけども。
いくら大食いを自称するからといって、20歳越えて調子こくのはこれくらいにしようかな、と思ったり思わなかったり。
食べたメニューは以下。





信州牛ロースセット クッパ、サラダつき
レバー2皿
カルビ
コーチン
豚トロ
あとなんか



ひさびさにおなか苦しくなるまで食べました。ついでにビール飲んじゃったもんだからマジでおなかいっぱい…



風船みたいになった僕ら二人は、自転車を押しつつ3キロを押し合いへし合い歩いていきましたとさ。
いやー、僕もそのうり焼肉おごれる人間になりたいです。
とりあえず今日は、ご馳走様でした。これから頑張るぞう。