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なんでもないこと、それこそが大事。

ツタヤのビデオ貸し出しが半額になる水曜日です。
せっかくなので久しぶりに映画でも見ようか、と足を向けてみたはいいもの。

「ハリー・ポッター　　貸し出し中」
「スパイダーマン２　貸し出し中」
「ヴァン・ヘルシング　貸し出し中」
「クイール　貸し出し中」
「さよなら、クロ　貸し出し中」

そのことごとくが貸し出し中でげんなり。
とりあえずメジャーものの映画と、あとは犬の物語を借りようとしてたらしいです。

んで、しょーがねーなーとぷらぷらしてると、一つのＤＶＤを見つけました。

茶の味 グッドテイスト・エディション [DVD]

我衆院達也や浅野忠信といった大物俳優たちが演じる、クソど田舎のなにもおこらない物語。
甘酸っぱい青春の思い出、過ぎていった過去との邂逅、自分との向き合い、夢、仕事、楽しい毎日。
ひとつの家族にスポットを当てて、その一人一人のなんでもない日常を追っていくストーリー。
特別なことはなにひとつなく、
愉快なおじいちゃんと勤勉なお母さん、
のんびりと仕事に励むお父さんに青すぎる毎日を送る坊主。
それに、少しだけ成長をとげる孫娘の、ちょっと不思議で、コミカルな話です。

ぼーっとしながら見てください。
見終わったら、ほけーっと寝っ転がってください。

久しぶりに風と、空を感じたくなるはずです。