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わかっていたことです。
僕は登録制のアルバイトを3つ掛け持ちしていまして、
一つは派遣。(グッドウィルみたいなやつ)
一つは掃除。
一つはイベントディレクター。
どれも向こうの事務所、ないしはこちらの都合で働くことが出来るので非常に融通がきき、
それゆえ多忙に日々に対応しているため重宝しているのですが、
だからこそ福利厚生とかはマジでテキトーなのです。
給料をもらうパターン1 掃除のアルバイト
「(封筒に入れて)はいこれ」
「ありがとうございますー」
小遣い?
給料をもらうパターン2 イベントディレクター
「今日交通費いくらかかった?」
「1500円くらいすかね」
「じゃあ、時給は1000円くらいでいっか。はい、1万」
「ウイッス」
サイフから出すな。
給料をもらうパターン3 派遣のアルバイト
「○○さーん」
「はーい」
「はい、じゃ3回分のお仕事ですね。1万、2万、3万、と4千円ですね、お疲れ様です」
「お疲れ様ですー」
一番まとも。
というわけで、源泉税が発生しているのは派遣のバイトのみなのです。
言ってしまえば他のふたつは収入ですらない。だって「お手伝い代」と「イベント製作協力費」なんだもの。
ところがこの派遣の事務所、年末調整はやってくれないので自分で確定申告に行かなくてはなりません。
収入が103万(だっけ?)越えていないひよっこの僕は、帰ってくるはずの18900円を求め、練馬西税務所にやってきたのでした。
うわぁ、混んでる。
それもそのはず、申告は15日までですから、それまでに行わなければ、と思う人(どちらかというと計画性のない人グループ)はこぞってやってくるわけです。(僕もそのグループに立派に所属しています)
まぁ何年もやっていることですし、簡単に済むでしょ。最近は機械で用紙も作れることだし、ちゃっちゃとやってお出かけしよう。
なんて思ってたんですが、列に並び始めた途端に
「機械に異常が発生したため、別個で用紙をお作りいたしまーす」
とかね、お約束の展開ですよ。盛り下がってまいりました。
列に並ぶこと35分でやっとこ僕の番が回ってきたと思ったら相手はコワモテのおじさん(←タメ→P で突進しそうなタイプ)。
「はい、今日は何しにきたんですか」
「ええと、源泉徴収の申告を」
「はい、じゃあこことここに名前書いてもらえますか」
「は、はい」
「(溜息をつきながら)…フゥー。書いた?」
「あ、まだです」
「(舌打ちしつつ)早くしてくださいよ。あとつかえてるんですから」
「す、すいません…」
「書きましたか」
「あ、書けま…」
「じゃあこれ持ってあっちいってください」
なんつーのかな。やっぱ若造ってこーゆ場だとイヤな態度取られるもんなんですかね。
まぁ、こっちも仲良くしたいとは思わないけど。それにしても、ヤな感じ。
隣の席の係の人はいい対応してたのになぁ。ハズレ引いたかも。