その格好で何しに来たんだお前は。




重い体をひきずって、やって来たるは有楽町。
国際フォーラムで行われる就職博に、参加するぞと意気込んで。
見事に空振り、凹む夕暮れ。



まぁそんなわけでですね、今回は一人で就職イベントに参加してみたわけなんですけども、まぁそこそこ。決して、最高では、ないけど。
まず行くはずだった友人が具合を崩しダウン。そして話を持ちかけた大学の友達は寝ており、気づくのが昼(×4)。さらに幾人かは実家に帰っており(すでに就活やる気ない)、とある友人は「今徹マン明けなんだけど、来る?」とか抜かす始末。僕が麻雀よくわかってないの見越してカモる気だろ。


しかしいくつか就職イベントには参加してきましたが、これだけ小さいスペースなのも珍しい。
B1の大きいホールからざっと見るだけでも池袋の数分の一。こりゃぱっぱと済ませそうだぞう、と喜ぶところなのか悲しむところなのか。
第一の目的である写真撮影へ。
ほほう…いささか施設的な部分で質は落ちるものの、4カット1枚500円は格安。せっかくだから3シートお願いすることにして、1500円の出費。こりゃお得!
それにしても色んな人がいるものです。僕はその日青のワイシャツに紺のネクタイ、黒のスーツといういでたちだったのですが、女性はスカートかパンツか、またブラウスを出すか出さないか、メガネをかけているかいないかなどと多岐に分かれます。それ以外はどうでもいいです。



さて、そんな列の中にも奇特な人はいるもので、紺のスーツなのにモックシューズ、みんなビジネスバッグなのにリュックで来場している方がいました。独り言が多く、若干不安を煽ります。
撮影のおじさんも少し困ったようで、「うーん、次からはもうちょっと気をつけたほうがいいかな」とアドバイスをしています。
回りの人もそうだなぁ、などとうなづいていたら彼は突如立ち上がり、



「ボクのファッションだからどうでもいいでショ――――――――!!!」





うわぁ。