公開コンベンション


よし、自分が主催になって、参加者のためだけに共有できる空間を作るぞ。




『公開コンベンション』は、例会やオープン例会とは完全に異なった形態です。
主催となった人間の目的は完全に「楽しませる空間の一部」となって、来場した参加者が「目的を共有」できるために尽力することとなります。
代表的な例は「ポケモンフェスタ」などの企業イベントなどですね。販売促進の大道芸イベントなどもこれに入ります。要するに、例会、オープン例会までは「主催も一緒に目的を共有できた」んですが、公開コンベンションになると「目的を共有する空間になる」ため、一緒になって楽しむことは出来ないんですね。端的に言うと「遊べない」と。
また、規模が大きくなればなるほど会場の空間維持は難しくなりますから、それなりに「趣旨」が明確になっていなければなりません。その「趣旨」を終始一貫して参加者に訴えることで、初めて『公開コンベンション』、すなわち一般的に言う「イベント」が成立するわけです。
また、参加者は単体とは限りません。先述の「例会」や「オープン例会」で作られた少数のグループが『公開コンベンション』に内在することとなるので、各グループの趣旨に惑わされることなく、「趣旨」を浸透させることが大事なのです。