それはそれで。




いやープレゼンは疲れたなぁ、しかしこれからも気を引き締めていかないとね。なんせあと半年しかないんだし、束ねていく立場を考えると気を緩めるヒマもないよ。よーし、次の会議も頑張るぞう!


なんて就寝してたらですね、今日は大学のテストだってことに気づいたわけです。時計は9時半を指していて、開始は11時。もういい加減このネタ飽きました。
食パンを口にくわえて家を出るわけです。なにかラッキーなことが起きるジンクスを備えることで、だらしない自分に対するちょっとしたいいこと探しです。




「学生証は?」




食パンを焼いていたときにテーブルの上においてきたのが試験を受けるのに必須必要な学生証。
大学の試験会場にやっとこ着いて教室に入ろうと思ったら教授に止められたわけなのでした。
うーんこれは困った。当日学生証を発行してもらうには1000円かかるし、その出費は痛すぎる。それでも試験は受けなきゃいけないしなあ。どうしようかなあ。
そうそう迷っているうちに他の学生がグループでやってきて、ぞろぞろと学生証こと印籠を見せ付けて席に座っていったのですが、僕も気がつくと席に座って筆記用具を出していました。木を隠すなら森の中、です。


さて問題は肝心の試験の内容ですが、そこは僕、ちゃんと出席をしてノートもとっていたので安心です。よし、このまま単位はいただきストリート




「君」
「はい」
「持ち込み不可だから」







さよなら、財務官理論。