ほんわか温かいノリを召し上がれ。主に、254℃の。




今日も朝からバイトであります。来週あたりに飲み会を予定したので、ここぞとばかりに働いておいたほうがなにかといいですよね。
僕は派遣のバイトをやっているので、勤務先へは直行直帰なんです。一応規約には「交通費支給」と書いてありますが、それはあってないようなものです。僕としては、本日の往復1340円にはさすがに腹を煮やしました。交通費、至急。みたいな。


サンワ物流という自動車の部品を扱う会社なのですが、僕が今回携わったのはボンネットの緩衝材、とでもいうのかな。
撥水加工を施してあるボンネットに、クリップをはめたり緩衝材を張ったりするのが今日の仕事なのです。緩衝の役目を請負うなんて、いかにも僕らしいですよね。忘れないでください、僕は、緩衝材の役目をするんです。(要するに恋愛ごとの相談なら全て持ってきなさい、の意味です)


ただこの緩衝材、ボンネットに直接ノリで貼るものらしいんですよ。
多種多様な形をしている緩衝材を、ノリにくっつけてぺたりとくっつけるんですが、問題はそのノリでして、実に254℃もの温度、即ちメラゾーマ5発ぶんの火力が内臓されている機械で熱せられているノリを素手で塗りつけろってんですからこっちとしてはメガンテを撃ちたい気分です。メガンテ!!!


まぁ世界樹の葉を持っていたので一応命は取り留めたんですが、とにかく熱いんですよね。しかもその機械の周りのみめっさ熱くて、周りの気温は寒いというダブルパンチです。これはつまり左半身と右半身にそれぞれ炎と氷の力を宿したのと同じことですフレイザード。(語尾


メガンテ!!!


あまりの寒さと暑さに僕という駆け出しフレイザード将軍はもはやこれまで、と辞世の句(メガンテと書いてあります)を事務所に提出しようとしたんですが、なんと社員さんに止められました。



「この熱調節できるから。あと、暖房なら足元だよ」



メガンテ!!!!!