なんと、自転車で行ける範囲内に仕事があるとの情報が。そりゃあ行くしかないでしょうよ。ねぇ、おじさん?
「金を恵んでくれ」
這いつくばって働け、このホームレス。


自分がよく行くデパートの屋上に、防水用の資材を搬入するのが今回の仕事なんですけども、接着剤やゴムの缶一つにつき10キロするものが360缶あったわけです。つまるところ、3トン半。
ウルトラ怪獣かって話ですよね。そんな怪獣いたら防水どころか破水するっつーの。そりゃ妊娠中の奥様方の天敵。守らなくては、ならない…ッ!

とまあそんな(本当に必要ない)使命感に燃えた僕は腕の筋肉をパンパンにさせながらゴンドラに缶を乗せてったわけです。

ただ、そのゴンドラ上がるのに4分かかるんです。往復に8分。
で、積み下ろしに計2分かかるとして、1往復10分。
一回に乗せられる量、14缶。


いつ終わるんだっつー話。


一回乗っけるとあとは帰ってくるまでぼぉぉぉぉーっとしてるんですけど、その間はなんか踊るフリとか運動とか、搬入口探検とか色々遊びまわってました。
ちょっとしたソライシ博士気分。カサカサと這いずり回る様は、さながらゴキブリのようでもあり、またソライシのようでもあり。ソライシ!(鳴き声


Tシャツを裏表逆に着てたことに気づいたのは仕事が上がったあとでした。
普通のTシャツがリバーシブルに強引に定義づけられた瞬間です。死にたい。