家族の誰もが掃除をしないという目を覆う惨状に肩を落としつつも、
「あぁあぁもうまったくぼくがやんなきゃ全然やんないんだからッ」と楽しんで掃除してしまうぼくは
実にうまい具合に使われているなあと思います。だから誰もやらないんだろうな。



掃除をするときのコツは楽しんでやることです。
意外に重労働ですが、その後綺麗になった空間でまったり過ごすことが出来るというのは何事も変えがたいもので。
より楽しく掃除をするために音楽をつけたりもするわけです。主にノリノリ系の。



つーわけで久々にダンスマニアを引っ張り出してきました。東芝EMIの洋楽オムニバスです。
ちなみにDDRの曲の多くはここから引用されており、さらにカヴァーされていたりで長く楽しめる一品。
スピードMIXだとかJ-パラダイスとかいろいろかけて踊りながら掃除機を振り回していました。
正直こんな姿誰にも見せられません。将来結婚とかしたらどうするのだろう僕。



で、そのダンスマニアでも屈指の人気を博していたアーティストに「キャプテンジャック」とゆーのがいらっしゃいます。アーティストの中でも異彩を放つミリタリー・ユニットでその「キャプテン・ジャック」本人ことフランキーさんは本物の元陸軍人さんで、そのマーチ等の実体験をもとに曲を作っていたりするわけです。
つっても4thアルバムくらいから色も変わってきてミリタリーとはかけ離れてきたり、なんかカヴァーばっかしてたりで正直飽きてしまい、6thアルバムとか超スルーしてあげく消えていったりしたのですが。











そのフランキー・ジーさんが去年急病で亡くなってたことを知って。











ちょっと慌てて。
少し悲しくて。
高校のころにファンを気取ってただけに、正直悔しかったです。






掃除機の電源を切ると、彼のラップがより軽快にオーディオから聴こえてきました。
ちょうど「ホリデー」が終わったところです。


戦い終えたソルジャーは、何を思って眠りにつくのでしょうか。


さようならキャプテン・ジャック。
天国でも楽しく陽気に歌って踊っててください。サー!