落とされても。

さすがに食うわけには。







本日10月末日はハロウィンですが、皆さんはハロウィンの起源をご存知でしょうか。



ハロウィンのもとになったと考えられるひとつが、現在の英国と北フランスのあたりにケルト族が住んでいたころのお祭りです。ケルト人たちは自然の中の多くの神々を信仰しており、その中でも太陽の神様は作物の収穫や一日の労働をつかさどる大切な神様でした。


また、農作物の収穫が終わり、寒く暗い季節の始まる日として、11月1日が新年とされていました。ケルト人たちの伝説では冬の間、太陽は死の王ソウインと暗黒の王子に人質にとられていて、死の王は新年の始まる前の日に死人や悪霊を呼ぶとも言われていました。そのため人々はその日は台所の火を消して新しく聖なる火種をもらいに行き、悪霊を退散させるために焚き木のまわりを踊ったりしました。そして新年が始まると動物の皮で作ったコスチュームなどを着てパレードしたとゆーこと。


もうひとつハロウィンに影響を与えた歴史的お祭りは、ローマ人たちの「ポモナデ―」という祭りです。ローマ軍がヨーロッパ各地に進出し、その国々でローマのフルーツと女神ポモナのお祭りが、やはり11月1日に行われていました。そして、次第にケルト人のソウインのお祭りとポモナのお祭りがいっしょに祝われるようになったと。


ラスト一つは、ヨーロッパに広まったローマカソリック教のお祭りで、教会が紀元前835年に11月1日を「オールセインツデー(万聖節)」と定めて、使者達をしのんで大きな焚き木を炊き、人々は天使や悪魔、聖者のコスチュームをつけてパレードをして祝ったお祭りです。このオールセインツデーは、ハロウマス、オールハロウズとも呼ばれ、ここから11月1日の前日である10月31日のことを、オールハロウズイブと言うようになり、それが次第になまってハロウィンを呼ばれるようになったと考えられています。
ひっくるめて言えば、日本でいう節分だとかなまはげの派手になったバージョンですな。













ところで、玄関の扉の前に壊れてグズグズになったカボチャとコナゴナになったキャンディが落ちていました。
これはトリックなのかトリートなのか。