サポーターズ

夏道が近いっていうかもう翌日くらいにまで迫っているので、ただなんとなくですけども思いつきで考察をしてみることに。
メタは他所でも色々囁かれているので、今回は「よく使われるサポーター」について。
ちょっといつも思ってることを書くので、役に立てば光栄です。



@サポーターの種類


主に手札を山札に返して総入れ替えする「チェンジ系」
今ある手札にドローすることターンアドバンテージをプラスする「ドロー系」
ピンポイントで引いてくることで場の展開を促進する「サーチ系」


以上が主なサポーターの種類となります。これ以外にバトルを直接支援する「フォロー系」というのもありますが、これは今回は触れないでおきます。ぶっちゃけハギ老人のことだけど。



@サポーター考察(タイプ別)



●チェンジ系


・オーキドはかせの研究


手札をすべて山札にもどし、5枚引いて手札にするというチェンジ系の王道です。
山札に戻すということは、それまでの手札が多くとも少なくともリセットされるということなので、
より多くのリターンを得るためには当然、手札をほぼ使い切っているほうが有利になりえます。それに、手札が多いままチェンジをするとそのまま帰って危険(?)もありますしね。
また、「5枚」というのもミソです。多すぎず少なくない手札数なので、例えばサポーターが11,2枚入っているデッキならそのチェンジで1枚サポーターがくるかな、くらい。
そして相手の「ひきちぎる」「わざわい」「ついばむ」などのワザの被害もそう多くないことも挙げられます。
これ自体はそこまで強力ではないですが、やはりたまにあると安心するカードです。いつの時代でも使われるカード。
→相性いいサポーター:オダマキはかせ、ダイゴのアドバイス


ロケット団の幹部


サイド数に影響される変わったサポーター。
特徴としては「相手も強制手札チェンジ」「サイド数を使った戦略にプラスできる」あたり。
とくに前者は非常に重要で、相手がよい手札なら引きなおすだけでもダメージを与えられるでしょうし、悪くても思考をひっかきまわす効果があります。その時点で考えていた策略などがパーになるわけですからね。
また、「手札に強制的にプラスさせる」効果と相性がよいです。たとえば場からポケモンなりエネルギーなどを手札に戻させたあとに幹部を使うとか、山札から引かせるように仕向けたあとに幹部を使うなど、です。
マルマインなどを使った「相手にサイドを引かせる」戦法を使う場合の頼もしい味方にもなりますね。こちらはともかく、相手がドローできる枚数は確実に減るのですから。
スタンダードでは普通のドローソース、ハーフでは相手の手札を減らす効果として役に立ちます。それぞれで使い方が違うので、入れるときは少し注意が必要ですね。
オダマキはかせ、ダイゴのアドバイス


・モノマネむすめ


相手の手札を真似てドローするということは、相手の手札を増やせばより多くドローすることができるということです。
ぼくはダーテング(ADV2)のてんぐのうちわから繋ぐ戦法を使っていたのですが、これがまたさりげにオイシイ。
上記のような「手札に戻させる」効果と組み合わせれば、相手の出遅れとこちらの加速が同時に行えるので非常にアドバンテージを多く得ることが出来ます。
ただし引く枚数は強制なので、山札切れに近づく可能性があります。使う前に必ず自分の山札と相手の手札の枚数をチェックしましょう。
ロケット団の幹部(山札回復、チェンジ続行)


●ドロー系


オダマキはかせ


手札を6枚まで保障してくれるカード。ということは、事前になるべく手札を少なくしたほうがよりドローが出来るということになります。なぜか必死に道具やワザマシンを張ったりしちゃいますね(^^;
6枚だからこういう効果が、ということはないですが、そういう意味ではダイゴのアドバイスとは微妙な位置にあります。オダマキ→ダイゴという流れならOKですが、ダイゴ→オダマキはほぼ不可能なので、混在は難しいかもしれません。
チェンジ系のサポーターのフォローにはいいカードです。あまり多く入れると邪魔になることもありそうですね。
→チェンジ系(のあとに手札数確保)


・TVレポーター


3枚引いて1枚トラッシュ、これはカードの種類を問わないので割となんでもできます。
トラッシュにあえて捨ててポケモンなどの効果で利用するのが主な目的でしょう。レックウザバシャーモなどがこれにあたります。
手札が単純に増えるので、オダマキはかせやダイゴのアドバイスとは相性が悪いです。
TVレポーターを入れるデッキの場合はトラッシュすることによって場が展開する意味もあるので、TVレポーターをフルで投入するタイプが多く見受けられます。
→とくになし、あえて挙げるなら単純に手札増えるタイプのカード


・〜団の男、ロケット団のミッション


1枚トラッシュ後3枚、条件によっては4枚ドロー。
TVレポーターと違うのはトラッシュするタイミングです。当然の話ですが、ドローしたあとにトラッシュするほうが選択肢は広がるので楽ですね。ということは、条件を満たして4枚ドローをしないと意味がないカードということになります。
それぞれの団のデッキならば、逆に必須カードかもしれませんね。
→ドロー系


・ダイゴのアドバイス


スタンダードでは必須の1枚。相手のポケモンの数といえば、やはりノコッチなどの影響でだいたい3〜5ドローほどは保障できます。この数は他のサポーターの比ではなく、非常に強力なカードといえます。
ただ、使用条件があるためにダイゴ同士はケンカすることもしばしば。非サポーターなどをうまく使って手札をコントロールできるように構築するのもいいかもしれません。
一応アンノーンEを使って相手の場を増やす作戦もありますが、そこまでしなくても充分に強いカードです。
→チェンジ系、オダマキはかせ


・マサキのメンテナンス


チェンジ要素の入っているドローカード。
ハーフでの入る割合は大きく、ほぼ安定してドローをすることができます。また、「手札にあると邪魔なカードを山札に戻す」、そんな効果が必要なときもこのカードは有効です。
アンノーンデオキシスポワルンなどがこれにあたりますね。
スタンでもハーフでも活躍する1枚です。
→ダイゴのアドバイス


・ソライシはかせの発見


コインによって2枚か3枚か。ほぼ唯一といっていいほどのノーリスクドローカードです。
ただ期待値としては2枚ドローは少ないですよね。マサキのメンテナンスは実質増えるのは2枚ですが、任意で1枚送っているので結果リターンは3枚なのですが、このカードでコインがウラだと若干キツい展開に。
このカードは、むしろ「山札のいちばんしたにあるカード」を引くためのポイントでもあります。エイパムを使ったあとやマグマクラッシュなどを食らったあとなどですね。
エイパムマグカルゴを使っている場合はコインどちらが出てもいい結果となりますので非常にいいカードといえるでしょう。
→とくになし


クルミのリクエス


2進化が入っていないデッキでの必須サポーター。むしろフルで積んでも問題ないと思います。
それか、2進化が揃うまでの手助け的な使い方。仮に2進化がいても1枚はドローすることはできるので、「使うことができない。」よりはマシでしょうかね。
スタンでもハーフでも役立つ1枚です。
→とくになし


・フィールドワーカー


こちらも手札的にはノーリスクドロー。ただ、相手は1枚ドローすることができてしまいます。
ハーフでは1枚ドローは大きな割合を占めますので危険ですし、かといって相手の山札切れを期待することもできません。なぜなら、これは相手側は任意だからです。
牽制とするならば、「ひきちぎる」を代表とした手札が多いときに発動するハンド・デストロイ技。これが相性いいといえるでしょう。
→モノマネ娘


●サーチ系


・おじょうさまの散歩


3種類のエネルギー。今では3色デッキなどもそう珍しくないので、使う場面はそこそこにあるとは思います。
ホウオウやフライゴンをはじめとしたレインボーデッキには必須のカードですね。
ただし、あくまでピンポイントで使うカードですからスタンでも入れるとしたら2枚くらいでしょうか。ハーフで使うならツワブキのほうをおすすめします。


・ミツルの育成


スタン向けの進化促進カード。ハーフではマスターボールなどで直引きしたほうがてっとり早いといえます。
普通に進化したそのターンでもさらに進化できるので便利。ただし、バトル場にうまく誘導する工夫が必要。逃げコスの多いポケモンが構築されているデッキではキツいかもしれませんね。


・マユミのネットサーチ


おじょうさまのポケモン版。3色デッキにはどうぞ。
これを入れた場合はノコッチはそこまで必要なくなるかもしれません。というより、ノコッチ使うならマユミは入れないほうがよいです。
ムリに3枚引かなくとも、メインのポケモン&ドロー用無色ポケモンを引くという意味でもいいかもしれません。


・ニシキのネットワーク、ウツギはかせのそだてかた


前者はexが入っていないデッキでは必須、後者では進化exの入っているデッキに必須。
それぞれ事故防止になるので、スタンではある程度入れておくとよいでしょう。
ニシキはたねも引けるので、ノコッチピジョットなどのお膳立てポケモンの展開にも役立ちますし、ウツギはそのノコッチなどでたねを展開させたあとに使うべき唯一のexサーチ。
exの入っていないデッキにウツギは入れても意味ないですからね。たまに見ますけど。


ツワブキのプロジェクト


枚数だけ見ると大したことないですが、さりげに使えるカード。
エネルギーを2枚引いてくるだけならば「〜団の女」でよいのですが、このカードはトラッシュから2枚確定を拾うことの出来る優秀なカード。その「選択」がこのカードのポイントです。前半では事故防止、後半では落ちたポケモンの忘れ形見としてエネルギーを有効利用できるのですから。
ラグラージメガニウムなどの、「手札からエネルギーを…」のカードと相性いいですね。









というわけで、軽く考察してみました。
スタンやハーフを組むときの参考になれば幸いです(・w・)ノ





ああまぁなんていうか、ボク予選とか抜けたことないんで全然信用ならない情報ですから!