ただ居座る、それがどれだけ恐怖か。







トラックに乗って東京中を回っているといつも思うのですが、
人間というのはさすがに「やる」ものです。


というのも、たかだかサルだかブタだかの進化したらしいホモサピエンスごときが、
自分の何十倍何百倍もの大きさの建造物を作り上げ、凄まじいサイクルを自然の理をねじまげて実現してしまうことや、自らの劣った身体的狩猟能力をなんらかの道具を使い、生物内でのヒエラルキーをぶち壊しのしあがってしまうあたり。さしあたって、現代社会を作った人間というのはどこをどう見ても化け物だな、と思うのです。
だからぼくは今ここにいるのであり、毎日毎日食うことはあっても食われる心配はないのでのうのうと生きていられるわけなんです。人間さまさま、です。
ここまでの文明を作り上げた人間は自然破壊だの環境汚染だのといった陳腐な攻撃的台詞を踏まえた上でさえ、改めて尊敬に値するとぼくは思っています。
だってこれだけの世界を作り上げる生き物なんて、地球上では人間だけなんですもの。
人間はすごい。これからももっともっと、世界を作り上げていくべきだと思います。








ので、目下のところはなるべく即急にこのトイレのレバーを可動するようにしてください。
水の流れない水洗トイレなんて、文明失格にもほどがあるから…ッ!