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空を眺めるのは好きです。
嬉しいとき、悲しいとき、恥ずかしいとき、気持ちが浮いているとき、気持ちが沈んでいるとき。
いつも上にあるのは、空。
僕は、空というのは「どんな生き物には許された唯一の芸術」だと思っています。
金持ちでも貧乏でも、犬でも猫でも、誰にでも存在する景色、それが空。
海は海に行かなければ見れないし、山は山に行かなければ見れません。
空は、田舎でも都会でも、いつでもどこでも平等に「そこ」にあります。
朝だったり、昼だったり、夕方だったり夜だったりと、さまざまな表情で僕らを包んでくれる空。
そこにあるのは当たり前だけど、僕たちはそれを感謝すべきなんじゃないでしょうか。
何を感じるかはそのとき次第。そう、まさに「雲のゆくまま」です。
だから、僕は今日も空を見上げるのです。あしたもまた、素晴らしい一日でありますように。