どろり濃厚。




無事2005年になったということで、大学に赴きサークルの集まりがあるというので行ってきました。主な用事は後輩たちにイラストレーターの使い方や編集のノウハウを教えることなんですが、あー正直めんどくさいなぁ、僕の技術のなさがついに露呈しまうのかなぁと思うと憂鬱で憂鬱で仕方ありません。
僕は牛歩戦術で2日かけて大学に向かい、「アッレーもう講習会終わっちゃったのかざァ〜んねん!」って言おうと思ったのですが、まぁモノレールは無情にも最寄り駅に止まるわけですね。


で、ラウンジに着くとなにやらパソコンを開いてわいわいやってる連中が。あ、ウチだ。
で近づいてみるとですね、なんとすでにイラレの勉強をしてるんですよ。うわー感心、こいつぁスジがいい奴ら多すぎ!
とかね、調子こいてたらね。僕の友達で文芸の会長を務めていたやつが「あぁ、教えることはもう教えたから」とかのたまってるわけです。
こここここ、この野郎ー!!



ありがとうございました!(満面の笑みで



いや正直、僕よりも編集の能力あるからね! その頼もしさといったら超人ハルクの5倍に匹敵するほどで、アポカリプスが出てきてひねり潰されてしまうといいんじゃないかな。あれ、滅んだ。



マンガを返す相手が未だ家でドラゴンボールを見ていたので、とっとと呼び出す。
そしてなし崩し的にラーメンを食べにいくことに。




今回いったラーメン屋はチェーンを展開している「天下一品」というお店なんですが、僕というもの実は今回が2回目なのです。
麺にからみつくほどのどろどろとしたゴマだれのような食感のスープが特徴なのですが、現在節約中の僕としてはやはり大盛りなどは控えたいところ。よし、ここは普通のラーメンでガマンするしかないな……



「あ、俺大盛りで」
「俺も」
「大盛り」
「大盛りで」



え。


あれ。あれれ。僕だけ「あ、普通で……」とか言っちゃったよ。
うっかり「並で……」とか言いそうだったよ。
なんか空気読めてなさそうな展開で居心地の悪さったらまさに天下一品。
タバコを吸うときにも灰皿が回ってこない始末で、「お前はコショウ代わりに灰をラーメンに入れたらええ」的な空気。あん・まり・だろ!!!



そして待つこと5分。ラーメン屋の姉ちゃんがお盆にラーメンを5つ携えて登場したのでした。
はい、吉川くんは大盛りね。
うん、大蔵くんも大盛り。
田中くんも大盛りだったよね。
松下くん、大盛りお待たせ。


CHANGも、大盛り。


うわー、やったよ! このボケナス姉ちゃん、僕のぶんまで大盛りにしやがった!
しめしめ、伝票には普通盛りって書いてあるぞう。このままいただいてしまおー……


「「「「あ、こいつ普通盛りですんで。作り直してください!!」」」」



変な友情に腹がたった。